Access(ADP & VBA)とMSDEで作るクライアントサーバーシステム(c/s)

 
実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム



2002/11/29配信
 

第1コース 第1回 「必要最低限の知識でもクラサバのシステムはできる」




 

   今回、取り上げるAccessのバージョンはAccess2000です。
   データベースエンジンはMSDEを使います。

   Access2000でクライアント/サーバー(c/s、クラサバ)システムを構築する
   メルマガです。

   ただし、初級者を対象としています。
   必要最低限の知識さえあればAccess2000でクラサバシステムはできます。

◆ マニュアル本でAccessは習得できる?

   雑誌の特集などでよく取り上げられているデーターベースと言えば
   Accessです。

   では、Accessは簡単に習得できるのでしょうか?
   いいえ、決して簡単ではないと思います。

   なぜなら、途中で挫折してしまう人が意外に多いからです。
   
   マニュアル本はたくさんありますが、どれも代わり映えしません。
   実践的な業務ソフトの作り方になっていないからです。

   なら、フリーソフトを流用して研究してみるのが一番早い方法かも。

◆ フリーソフトの大部分がスタンドアローン版
 
   残念なのですが、フリーソフトの大部分がスタンドアローン版です。
   一台のパソコンで使う事を想定して作られています。
   
   無理して複数台で使う方法もあります。
   「ファイル共有型」と呼ばれる方法です。
   しかし、頻繁にデータを追加、更新したり、複数人で利用する場合
   処理速度が遅くなったりデータを保護する機能もないため不具合を
   起こす可能性が大きくなるのです。

   業務で使っているソフトにデータの不具合が発生することは
   致命的です。

◆ Accessでクラサバのシステムはできないのか?

   介護保険が始まったころの話になります。

   他社の介護システムが意外にもAccess2000で作られていたのです。
   それが、とても多かったのに驚いたのです。

   どうして、今さらAccessなんかでシステムを作るのか
   解りませんでした。 

   それにAccessでは複数台使用のシステムはできないはず
   なのにと・・。

   確かに、Access97までなら「Accessでクラサバ? やめた方が
   いいよ」と言う人がほとんどだったでしょう。

   しかし、Access2000の登場によりクラサバのシステムが開発
   できるようになったのです。

   今まで見向きもされなかったAccessが、多くのソフト会社で開発用
   として見直され始めたのはそのためなのです。

   つまり、Access2000は他の言語、データーベースに肩を
   並べたのです。

◆ 必要最低限の知識でクラサバのシステムはできる

   Access2000でクラサバのシステム開発を始めたころ思っていた
   事がありました。

   それは、クラサバに関する書籍、資料があまりにも少なかった
   ことです。
   具体的で業務に沿ったものは存在しませんでした。

   一番早くシステムを構築するには、業務に即したものを流用して
   使うことです。
   なぜなら、実践的で豊富な資料がそこにはあるからです。
   しかもシステム工数が短くなる。


   こんな方にこのメルマガは有効です。

   Access2000でクラサバのシステム開発をしたい方。
   以前、Access2000でクラサバのシステム開発をしたが途中で
   やめた方。
   スタンドアローン版からクライアント/サーバー版にしたい方。
   自社開発をクライアント/サーバー版でと考えている方。
   など、初級者の方を対象にします。

   だから、あえて難しいことはしていません。
   必要最低限のことでシステムを構築はできます。
   業務で十分に使えるものになります。

   Accessでクラサバのシステムができることをメルマガを通じて公開
   していきます。

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   MSDEとは何なのか、Access2000でクラサバを作ると、について

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◆ MSDEとは

  SQL Server7.0と互換性が100%あります。
  小規模のシステムであればMSDEで十分なのです。
  規模が大きくなればSQL Server7.0に移行できます。

  1.小規模のシステムの判断基準とは

    1データベースサイズの最大容量は2GBまでとなっています。
    中小企業で使うには十分な大きさです。

  2.同時にデータベースを使用可能な数は

    同時アクセスできる最大ユーザー数は5人です。
    5人以上では使えないのかと言うとそうではありません。
    5人以上で使うと性能が低下するという制限です。
    5人を超えるようであればSQL Server7.0に移行するように
    しましょう。

  3.最大の特徴であるMSDEは無料である

    MSDEはOffice2000、Access2000に添付されています。    

    Access2000は再配布禁止版が付属しています。
    Office2000 Professionalは再配布禁止版が付属しています。
    Office2000 Premiumは再配布禁止版が付属しています。

    Office2000 Developerは再配布可能版が付属しています。

    MSDEでソフト開発した物を販売する場合は
    Office2000 Developerを購入する必要があります。
    
    でも非常に高いです。
    Office2000 Developeを9万円台で購入しました。
    開発当初は、何も知らずOffice2000 Premiumを
    購入してしまったので、いつかOffice2000 Developerを
    買わないといけないと思っていました。
    で、Office2000からOffice xpに変わる時にOffice2000を買えば特典
    として数千円で同レベルのOffice xpにバージョンアップができる
    時に買ったのです。    

  4.OSはどれを選べばよいのか

    Windows NT,Windows2000,Windows XP Professional上に
    MSDEをおく事です。

    確かにWindows95,98でも動作しますが、OSの安定性から言えば
    あまりよくありません。
    
    私はサーバーをWindows NT Workstationにしてクライアントを
    Windows98にしています。

◆ Access2000でクラサバを作ると

   Access2000では2種類を作成できます。  
   何が違うのか。
   それは拡張子が違います。
  
   mdbは従来のものです。
   jetエンジンを利用するアプリケーションです。

   もう一つがadpです。
   Access Data Projectと呼ばれています。
   これがSQL Server6.5やSQL Server7.0やMSDEをデータベース
   エンジンとして開発できるものです。
   Accessとデータベースの橋渡しとしてOLEDBプロバイダを使用します。   

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                ◆ 実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム ◆

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  編集・構成:高橋浩
  提供・発行:ティウェア

http://www.1tware.com/index.html

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