Access(ADP & VBA)とMSDEで作るクライアントサーバーシステム(c/s)

 
実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム



2003/01/14配信
 

第1コース  第5回 「ビューについて」




 

■ ビューについて

 ビューは従来のAccessのクエリと同じです。
 テーブルから特定なデータを抽出したり、並び替えをしたりします。
 また、2つ以上のテーブルを連結させたりして表示することもできます。

 ビューでは、実際のデータには保存されません。

 ビューを作成するメリットは「結合」です。
 フォーム、レポートを作成する場合、はじめにビューを作成しておけば
 作業効率が上がります。

 実際に得意先マスタリストを作成してみます。
 使用するマスタは得意先マスタ、担当者マスタです。

 テーブルは事前に作成しておきます。

 得意先マスタは、得意先コード(主キー)、得意先名、住所、
  担当者コードとします。

 担当者マスタは、担当者コード(主キー)、担当者名とします。

 データは各マスタともテーブルで登録しておいて下さい。

 1.ビューの作成

   ・「ビュー」をクリックし「新規作成」をクリックします。

   ・ビュー上でマウスを右クリックします。

   ・「テーブルの表示」をクリックします。

   ・「テーブル」の前の「+」をクリックします。

   ・その中にある「得意先マスタ」と「担当者マスタ」を
    ドラッグ&ドロップします。

   ・得意先マスタにある担当者コードをクリックしてドラッグしたまま
    担当者マスタの担当者コード上でマウスを離します。

   ・帳票に表示したいものを得意先マスタの項目にチェックを
        いれます。

   ・得意先マスタ内の得意先コード、得意先名、住所、担当者コードに
    チェックをいれます。

   ・担当者マスタ内の担当者名にチェックをいれます。

   ・閉じるボタンをクリックすると「’ビュー1’ビューの変更を
    しますか?」が表示されます。

   ・「はい」をクリックします。

   ・ビュー名に「b_得意先マスタリスト」と入力して「OK」ボタンを
    クリックします。

   ・ビューにできた「b_得意先マスタリスト」をダブルクリックします。

   ・得意先マスタの内容と担当者マスタの内容が表示されています。


 このビューを利用してレポートを作成してみます。


 2.ビューでレポートを作る

   ・レポートをクリックします。

   ・「ウィザードを使用してレポートを作成する」を
     ダブルクリックします。

   ・「テーブル/ビュー」から「得意先マスタリスト」を指定して
    「>>」をクリックします。
    すべての項目を選択します。

   ・「次へ」をクリックします。

   ・「グループレベルを指定してください」で担当者ごとに
    まとめたければ担当者コードをクリックして「>」を
    クリックします。

   ・「次へ」をクリックします。

   ・「詳細レコードの並べ替え順序および集計方法を指定して
         ください」で1.に「得意先コード」を選択します。

   ・「次へ」をクリックします。

   ・「レイアウト」、「印刷の向き」を選択してください。

   ・「次へ」をクリックします。

   ・「スタイル」を選択してください。

   ・「次へ」をクリックします。

   ・「レポート名を指定してください」に「r_得意先マスタリスト」と
     入力します。

   ・「完了」をクリックします。

   プレビューが現れます。
   後は、レポートで修正をします。

 ビューを作成していれば、レポート、フォームで使うことができます。
 以外に簡単に作れると思います。


 私は、ビューをほとんど作成しません。
 どうしてかと言えば、メインでシステムを作成するのはVBAと
 ストアドプロシージャと決めているからです。

 出来るだけストアドプロシージャで作っていればシステムを管理しやすく
 なるからです。
 ビューを使ってみたり、マクロを使ってみたり、ストアドプロシージャを
 使ってみたりすると管理しずらいと思ったからです。

 でも、ビューはほとんど作成していませんが、利用はさせて
 もらっています。
 では、具体的にどのように利用しているのかをお話します。

 SQLを直接記述することは、とても面倒で大変な作業です。
 そこで、目的のレコードを取得するビューを作成してSQLステートメント
 だけコピーしてストアドプロシージャに貼り付けています。
 あとは、条件式(where句)等を追加記述してストアドプロシージャを
 完成させています。

 こうすることで、ストアドプロシージャの作成時間を短縮できます。

 次回は、データベースダイアグラムの説明をします。

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                ◆ 実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム ◆

Accessで作るクラサバシステムの学習方法はこれで決まりです。

  編集・構成:高橋浩
  提供・発行:ティウェア

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