Access(ADP & VBA)とMSDEで作るクライアントサーバーシステム(c/s)

 
実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム



2003/01/20配信
 

第1コース  第6回 「データベースダイアグラム」




 

■ データベースダイアグラムについて

 テーブル間の関係を定義するのがデータベースダイアグラムを使用して
 外部キー(Foreign Key)を設定します。 


 1.データベースダイアグラムの作成

  ・データベースダイアグラムをクリックします。

  ・右クリックして「テーブルの表示」をクリックします。

  ・「テーブル」の「+」をクリックするとテーブルが表示されます。

  ・テーブルをドラッグ&ドロップします。
 
  ・各テーブルで関係(リレーション)を作成します。

  ・第5回の得意先マスタと担当者マスタを例にします。

  ・担当者マスタの担当者コードを得意先マスタの担当者コードへ
   ドラッグします。

  ・「リレーションを作成」のダイアログボックスが表示されます。

  ・主キー(担当者マスタ)の担当者コードと外部キーテーブル
  (得意先マスタ)の担当者コードの関係を定義します。

  ・「作成時に既存データを確認する」のチェックを外して「OK」
   ボタンをクリックします。

  ・閉じるボタンをクリックして名前をつけて保存します。


 2.「リレーションを作成」の説明

   「作成時に既存データを確認する」
   「INSERTとUPDATEに対するリレーションを有効にする」
   「レプリケーションに対するリレーションを有効にする」
   の説明をします。

   2−1.「作成時に既存データを確認する」

     リレーションを作成、保存する時、すでに入力されている
     データが2−2の制約を満たしてしるかどうかを確認します。
     2−2の制約を満たしていない場合、リレーションは保存
     されません。
         
   2−2.「INSERTとUPDATEに対するリレーションを有効にする」

     外部キーテーブルにデータを追加、変更する場合、
     主キーテーブルに存在しない主キーの値を入力することが
     できなくなります。

     例えば、担当者マスタの担当者コードに存在しないコードを
     得意先マスタの担当者コードに入力することができなくなります。

     それと、外部キーテーブルに存在するキーを主キーテーブルから
     削除することもできなくなります。

   2−3.「レプリケーションに対するリレーションを有効にする」

     外部キーテーブルをほかのデーターベースに書き出す場合に
     2−2の制約を有効にするかどうかを指定します。

 データベースダイアグラムを作成していると、データを削除する場合に
 エラーメッセージを作成していなくてもエラーが表示されます。

 「このコードは他のデータで使用されているので削除できません。」
 というメッセージが表示されます。

  テーブルの作成ができたら、データベースダイアグラムを行います。

 でも、やたらにリレーションの関係を作らないようにしてください。
 重要なのは、リレーションの関係がいつでも出来ているかを考えて
 作成してください。
 
 詳しく言いますと、トランザクションを作成したとします。
 そのトランザクションには売上、入金の伝票が作られるとします。

 この場合、トランザクションは伝票に必要な内容を全て網羅する
 ことになります。
 トランザクションの中には商品コードがあります。

 このとき、売上伝票には商品コードが入ります
 が、入金伝票では商品コードに落とす情報がありません。
 つまり、入金伝票の商品コードにはスペースまたはNULLが入る
 ことになります。

 だから、トランザクションの商品コードと商品マスタの商品コードは
 リレーションの関係が出来ないことになるのです。
 なぜなら、商品マスタの商品コードにはスペースまたはNULLの
 レコードが存在しないからです。

 別々に、売上、入金のトランザクションをもてば、リレーションの
 関係はできるかもしれませんが、システム設計上そのようなことは
  しません。


 ビュー、データベースダイアグラムは退屈だったかも知れませんが
 次回の、ストアドプロシージャは複数回に渡って説明します。

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                ◆ 実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム ◆

Accessで作るクラサバシステムのカンタン活用術。

  編集・構成:高橋浩
  提供・発行:ティウェア

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