Access(ADP & VBA)とMSDEで作るクライアントサーバーシステム(c/s)

 
実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム



2003/02/05配信
 

第1コース  第8回 「ストアドプロシージャについて」




 

■ ストアドプロシージャについて(2回目)

  簡単な担当者マスタでストアドプロシージャを作成してみます。

  今回は、ストアドプロシージャから担当者マスタにデータを書き込んで
  読み出すことをします。

 1.まず、テーブルを作成します。

 列名      データ数    長さ  精度 桁数  Nullを許容

 担当者コード  Int        4  10   0
 担当者名    nvarchar  20  0    0
 カナ名        nvarchar  20  0    0

 * 主キーは、担当者コードです。

■ 書き込むストアドプロシージャ

 2.担当者マスタに1レコードを書き込むストアドプロシージャを作ります。

   ・構文
   
insert  [into]  テーブル名 (列名1,列名2, ・・・)
values (定数1,定数2, ・・・)
   
    列名、定数はカンマで区切ります。
    全ての列にデータを入力する場合、列名は省略できますが
    列名は書いた方が見直す時にわかり易いので省略しないように
    しましょう。

   では、早速作ってみましょう。

   ストアドプロシージャの「デザインを使用してストアドプロシージャを
   作成する」をダブルクリックします。

   下記のsp_担当者マスタ_insのストアドプロシージャをコピーペースト
   して貼り付けます。

   
Alter Procedure sp_担当者マスタ_ins
(
@担当者コード int,
@担当者名 varchar (20),
@カナ名 varchar (20)
)
As
insert into 担当者マスタ (担当者コード,担当者名,カナ名)
values (@担当者コード,@担当者名,@カナ名)
return


    「sp_担当者マスタ_ins」 の名前で保存します。


 では、実行してみましょう。
 
 3.「sp_担当者マスタ_ins」をダブルクリックします。

   「パラメータの入力」の画面が出てきますので入力していきます。

   2−1.担当者コードに 「1」 と入力して「OK」をクリックします。
       
   2−2.担当者名に 「高橋」 と入力して「OK」をクリックします。
       
   2−3.カナ名に 「タカハシ」 と入力して「OK」をクリックします。

   2−4.「ストアドプロシージャは実行されましたが、
       レコードは返されませんでした」というメッセージが
       表示されます。
       「OK」をクリックします。

   実際に登録できているか、確認してみましょう。

   担当者マスタのテーブルをダブルクリックしてみると先ほど入力した
   データが登録されています。

■ 読むストアドプロシージャ

 4.担当者マスタを1レコードを読むストアドプロシージャを作ります。

   ・構文
   
select  列名1,列名2, ・・・
          from テーブル名
[where 検索条件]
   
    テーブルの全ての項目を取得する場合は、"*"(アスタリスク)
    を使います。
    指定した項目を取得する場合は列名をカンマで区切って
    記述します。

   では、早速作ってみましょう。

   ストアドプロシージャの「デザインを使用してストアドプロシージャを
   作成する」をダブルクリックします。

   下記のsp_担当者マスタ_getのストアドプロシージャをコピーペースト
   して貼り付けます。

  
Alter Procedure sp_担当者マスタ_get
(
@担当者コード int
)
As
select * from 担当者マスタ
where 担当者コード = @担当者コード
return


    「sp_担当者マスタ_get」 の名前で保存します。

 実行してみましょう。
 
 5.「sp_担当者マスタ_get」をダブルクリックします。

   「パラメータの入力」の画面が出てきますので入力していきます。
 
   2−1.担当者コードに 「1」 と入力して「OK」をクリックします。
       
   2−2.担当者コード”1”、担当者名”高橋”、カナ名”タカハシ”の
        画面が表示されます。

   担当者を読み出すことができました。


   最終的には担当者コード、担当者名、カナ名の項目をフォームに
   作成してストアドプロシージャをVBAに記述して完成させます。

   各項目を入力して ”sp_担当者マスタ_ins” を使って登録ボタンを
   クリックすることで担当者を書き込みます。

   担当者コードを入力して ”sp_担当者マスタ_get” を使って
   担当者を読み出します。


 次回も引き続きストアドプロシージャです。
 担当者マスタを変更、削除をしてみます。

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  編集・構成:高橋浩
  提供・発行:ティウェア

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