■ VBAについて(2回目)
今回は、データについて説明します。
1.変数の宣言
変数名とデータ型を示すことを宣言といいます。
Dimステートメントを使います。
Dim 変数名 As データ型
(例)
Dim abc As integer
2.変数名の制限
2−1.255文字以内
2−2.区切りは使えない( . , / : )
アンダースコスア "_" は使えます。
2−3.スペースは使えません
2−4.数字、アンダースコアで始めることはできない
2−5.VBAのキーワードと同じ名称は使えない
例えば、and、doなど
3.データ型
型名 サイズ 呼び方 値の範囲
Byte 1バイト バイト型 0〜255
Boolean 2バイト ブール型 真(True)または偽(False)
integer 2バイト 整数型 -32,768〜32,767
long 4バイト 長整数型 -2,147,483,648〜2,147,483,647
single 4バイト 単精度浮動
-3.402823E38〜-1.401298E-45
(負の値)
小数点数型
1.401298E-45〜3.402823E38
(正の値)
Double 8バイト 倍精度浮動 -1.79769313486231E308〜
小数点数型 -4.94065645841247E-324
(負の値)
4.9406564584124E-324〜
1.79769313486232E308(正の値)
Currency 8バイト 通貨型 -922,337,203,685,477.5808〜
922,337,203,685,477.5807
Data 8バイト 日付型 西暦100年1月1日〜
西暦9999年12月31日
String 可変長 文字列型 10バイト 0〜2GB
固定長
1〜2GB
Varient 数値 バリアント型 16バイト
倍精度浮動小数点型の範囲
文字列 22バイト 可変長の文字列型の範囲
文字列の長さ
それぞれの要素の範囲は
そのデータ型の範囲
Decimal 14バイト 10進型 小数部分を持たない数値
-79,228,162,514,264,337,593,543,950,335〜
79,228,162,514,264,337,593,543,950,335
小数点以下28桁の数値
-7.9228162514264337593543950335〜
7.9228162514264337593543950335
Object 8バイト オブジェクト型 オブジェクトを参照するデータ型
*Eは指数といいます、その前に記述した値(実数)を10の何乗倍
するかを示します。
3.402823E38は3.402823Χ10の38乗=
34,028,230,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000になります。
・日付や時刻は日付型を使います。
・文字列は文字列型を使います。
・桁数が少ないコードは、バイト型や整数型を使います。
・小数点が必要ない数値には、長整数型を使います。
・単価や金額は、通貨型を使用します。
・整数型は小数部分が切り捨てられて整数だけが保存されます。
・計算結果が小数になる可能性があれば、
単精度浮動小数点数型か倍精度浮動小数点数型を使用します。
・文字、数字両方を使えるのは、バリアント型です。
しかし、マイナス部分もあります、記憶領域を多く使い処理速度も
遅くなるのです。
・Asを使用しないとバリアント型になります。
従って、Asは省略しないようにしましょう。
4.変数の宣言
ソースコードを記述する場合、変数名の綴り間違い
(スペリングミス)をします。
これを防ぐために、コードウィンドウの先頭行に、Option Explicit を
入力します。
Option Explicitステートメントは記述されたモジュール全体を通して
明示的に宣言されていない変数を使った場合、エラーメッセージで
知らせてくれます。
VBAのメニューの 「ツール」 → 「オプション」 → を選択し、
「編集」タグのコードの設定内の「変数の宣言を強制する」に
チェック(レ)を入れます。
そうすると、すべてのモジュールにOption Explicitステートメントが
自動的に記述してくれます。
5.ローカル変数
プロシジャ内で宣言された変数は、そのプロシジャ内のみで
有効になります。
プロシジャの外部からは参照できません。
ローカル変数を洗顔するには、Dimキーワード、Staticキーワードを
使います。
Dimはそのプロシジャの実行終了で無効になります。
Staticはそのプロシジャの実行終了しても値を保持します。
6.プライベート変数
モジュールの宣言でPrivateキーワード、Dimキーワードで宣言する
変数はプライベート変数と呼ばれ、そのモジュール内のみで有効
です。
モジュール内のすべてのプロシジャで利用可能です。
7.パブリック変数
モジュールの宣言でPublicキーワードで宣言する変数はパブリック
変数またはグローバル変数と呼ばれます。
データベース内で有効となります。
宣言したモジュール内のすべてのプロシジャで利用できます。
また、データベース内のほかのモジュールからも利用可能です。
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編集・構成:高橋浩
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