Access(ADP & VBA)とMSDEで作るクライアントサーバーシステム(c/s)

 
実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム



2005/11/22配信
 

第6コース  第3回 「担当者マスタの作成」




 

 担当者マスタの作成、3回目です。

 削除ボタン、取消ボタン、終了ボタンを解説します。

 早速、はじめましょう。

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 1.削除ボタンの処理

   削除ボタンを押すことにより、担当者マスタを削除します。

   1-1.btn削除_Click()について   

'◎ポイント解説 1  -----*-----*-----*-----

If intsakujyo = 1 Then
If MsgBox("データを削除しますか", (vbYesNo + vbDefaultButton2 + _
vbInformation), "削除") = vbYes Then
Else
DoCmd.GoToControl "担当者名"
Exit Sub
End If
End If

'◎ポイント解説 2  -----*-----*-----*-----

intRet = 担当者_削除()

p_tancd = Int(0)

From_Clr

'◎ポイント解説 3  -----*-----*-----*-----

[担当者コード].Enabled = True
[担当者コード].Locked = False
[担当者コード].BackColor = 16777215 '白色

[担当者コード].SetFocus

-------------------------------------------------------------------

 では、詳しく解説します。

 1-1.◎ポイント解説 1 について

   削除ボタンを押して削除する前にコンボボックスを表示させて
   再度、削除してもよいのか確認させます。
   オペレータが誤って押し間違いをすることもあります。
   だから、コンボボックスで回避できるようにしてます。

   登録、削除、変更など重要な箇所にはコンボボックスを表示させて
   確認を促しましょう。

 1-2.◎ポイント解説 2 について

   ここが削除処理のメインとなります   

   intRet = 担当者_削除()

 1-3.◎ポイント解説 3 について

[担当者コード].Enabled = True
[担当者コード].Locked = False
[担当者コード].BackColor = 16777215 '白色
   
   この処理は前回説明したのと同じです。

   担当者コード(テキスト)の入力が出来る状態にします。
   担当者コードを入力して存在すれば、取消ボタンを押さない限り
   入力できないようにしていますのでここで解除しています。

   これは、キーとなる担当者コードを勝手に入力できないように
   しているためです。

   担当者コードを間違えた場合は、取消ボタンで再度入力して
   処理させればよいのです。

   処理が終わればカーソルを担当者コードにフォーカスをあてます。

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 それでは、intRet = 担当者_削除()を解説します。

 Function 担当者_削除()を作成して下さい。
 内容は下記のとおりです。


担当者_削除 = True

On Error GoTo 担当者_削除_err

Set cm = New ADODB.Command
Set pm = New ADODB.Parameter
pm.Direction = adParamInput
pm.Type = adInteger
pm.Value = [担当者コード]

With cm
.ActiveConnection = cn
.CommandType = adCmdStoredProc

'◎ポイント解説 4  -----*-----*-----*-----

.CommandText = "sp_担当者マスタ_del"
.Parameters.Append pm
End With

cm.Execute

Set pm = Nothing
Set cm = Nothing

Exit Function

担当者_削除_err:


'◎ポイント解説 5  -----*-----*-----*-----

For Each ado_err In cn.Errors
If ado_err.Number = -2147217900 Then
MsgBox "このコードは他のデータで使用されているので_
削除できません。", vbCritical, "警告"
GoTo 担当者_削除_err99
Else

MsgBox "エラーナンバー " & ado_err.Number & _
vbCrLf & _
"エラーソース " & ado_err.Source & _
vbCrLf & _
Err.Description, vbCritical, "エラー"

End If
Next

担当者_削除_err99:

担当者_削除 = False

Set pm = Nothing
Set cm = Nothing

-------------------------------------------------------------------

 では、説明します。

 1-4.◎ポイント解説 4 について

  担当者マスタの削除の処理となります。

  "sp_担当者マスタ_del"のストアドプロシージャを実行します。

ALTER Procedure sp_担当者マスタ_del
(
@担当者コード int
)
As
delete 担当者マスタ
where 担当者コード = @担当者コード
return


  削除する場合には、必ずコードをして下さい。
  ここでは、where 担当者コード = @担当者コードとなります。

  何度も書いていますが、whereがないと担当者マスタの全ての
  データがクリアされますので十分注意してください。

 1-5.◎ポイント解説 5 について

  ado_err.Numberが”-2147217900”の場合リレーションの関係エラー
    となります。

  リレーションの関係ができていることが前提です。
  警告のMsgBoxを表示させて注意を促します。

     MsgBox "このコードは他のデータで使用されているので_
     削除できません。", vbCritical, "警告"

-------------------------------------------------------------------

 2.取消ボタンの処理

   取消ボタンを押すことにより、担当者マスタの処理を中止します。

   2-1.btn取消_Click()について   

p_tancd = Int(0)

From_Clr

Me![担当者コード].SetFocus

  取消の処理は初期の状態に戻します。
  From_Clrで各項目を空白等にします。
  処理を終了して担当者コードにフォーカスをあてます。

-------------------------------------------------------------------

 3.終了ボタンの処理

   担当者マスタの処理を終了してマスタメンテナンス処理メニュー
   に移動させます。

   3-1.btn終了_Click()について   


If IsNull([担当者コード]) Or Trim([担当者コード]) & "" = "" Then
DoCmd.Close
DoCmd.OpenForm "m_マスタメンテナンス処理メニュー" ' 3-1

Exit Sub
End If

On Error GoTo Err_btn終了_Click

DoCmd.Close

DoCmd.OpenForm "m_マスタメンテナンス処理メニュー" ' 3-2

Exit_btn終了_Click:
Exit Sub

Err_btn終了_Click:
MsgBox "エラーナンバー " & Err.Number & _
vbCrLf & _
Err.Description, vbCritical, "エラー"

Resume Exit_btn終了_Click


  終了ボタンを押すと、マスタメンテナンスメニュー画面に移動します。

 *注意

 3-1と3-2の”マスタメンテナンス”の部分を半角にしてください。
 メルマガでは全角でないとエラーになりますのでこのような記述に
 しています。

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 4.From_Clrの処理

   担当者マスタの画面項目をクリアします。
   登録、削除、取消の処理で使用されています。

 Sub From_Clr()を作成して下さい。


[担当者コード].Enabled = True
[担当者コード].Locked = False
[担当者コード].BackColor = 16777215 '白色

[担当者名].Enabled = False
[カナ名].Enabled = False
[営業所コード].Enabled = False

If p_tancd = Int(0) Then
[担当者コード] = ""
Else
[担当者コード] = p_tancd
p_tancd = Int(0)
End If


[担当者名] = ""
[カナ名] = ""
[営業所コード] = ""
[営業所名] = ""


  担当者コードを入力できる状態にします。
  各項目に初期値を送っています。


 次回も、担当者マスタの作成です。

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                ◆ 実践テクニック、Accessで作るクラサバシステム ◆

  編集・構成:高橋浩
  提供・発行:ティウェア

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